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あれとアレは混ぜるな危険

日々精進をしているふり

書評「JavaScript本格入門」

こんばんは、はるたまです。雪の降る東京は寒いです。我が家の都市ガスストーブがその威力を存分に見せつけてくれています。
先日、北海道で開催されたCLR/Hなるイベントに行ってましたが、そこでこんな本をいただきました。ジャンケンで。
JavaScript本格入門 ?モダンスタイルによる基礎からAjax・jQueryまで
JavaScript本格入門 ?モダンスタイルによる基礎からAjax・jQueryまで
ということで、今日はこの本の書評です。

どんな人向けの本?

本のタイトル通り、基本的に「JavaScript書けるようになりたいんですけど…」という初心者向けの本です。ただし侮るなかれ、この本は初心者がイケてるJavaScriptを書けて読める方法を教えてくれます。

熟読ポイント

まずは4章でJavaScriptの関数についてJavaScriptらしく教えてくれます。つまり、関数がオブジェクトとして扱えることや、クロージャの概念について割としっかり教えてくれます。ここをフォローしていることで他人のコードを見たときに「functionを変数に入れてるけどアレのことか?」とか「functionの中にfunctionが書いてあるけどこれってアレの話?」と初心者の段階で気づく下地になるかと思います。
もうひとつのポイントは5章。初心者向けの本なのにプロトタイプの概念を図を多めに説明しています。ものすごくヤヤコシイ部分ではありますが、ライブラリ的なものを書こうor読もうとした際に必須になる概念を早い段階で教えてくれます。

地味に重要なポイント

本気でJavaScriptを書くからこそお世話になるツールを入門の段階で教えてくれるのがありがたいです。JSDocでのコメントのつけ方やコードスタイルに関する説明、スクリプトの圧縮ツールの紹介があるのは初心者向けの本として結構珍しいと思います。

まとめ

どちらかというと、JavaScriptの本と捉えるよりもECMAScriptの入門本と捉えたほうが近いかもしれません。
「とりあえずJavaScriptが書ければいい」という向きには、いきなり6章から始まるブラウザオブジェクトの話から見始めても問題ありません。でも最初から読めばJavaScript(というかECMAScript)の文化やハマりどころを丁寧に解説してくれるので、他人のイケてるJavaScriptを見たときに「あーそういうことね」という感じに気付けるところが本書のポイントかと思います。