あれとアレは混ぜるな危険

日々精進をしているふり

クラウドとは富豪的インフラストラクチャーである

サーバーインフラの構築といえばすっかりクラウドが当たり前になりました。ところが最近の計算機はメモリもディスクも大量に装備しているし CPUパワーも従来とは比べものにならないのに、 意外と貧乏臭い運用が生き残っているようです。よく見られる以下のような運用はちょっと貧しいと思われます。

無償枠のドリフト

クラウドでアプリケーションを動かそうとするとき、無償枠分だけインフラに投資し、検証終了後にオンプレのパフォーマンスが出ないから廃棄されるという移行プロジェクトがあります。調達が遅かった時代はこういう運用も仕方がなかったかもしれませんが、今でもこういう検証をしているのは貧しいでしょう。新しいアカウントで無償枠を再度取得して運用したりしていれば貧しさ度アップです。でも調べてみたら同僚のほとんどが無償枠だけでクラウドを使っていました。

マシンの速度と連動しない社内インフラ

「1000BaseTのNICだけど、間に会社の10BaseTのスイッチが挟まっている」現象というのもあります。

バックアップしてないデータベース

バックアップくらいケチらずに、何なら全部保存しておいて欲しいものです。

ファイルサーバーのサイズ

いちいち調達しないとストレージ容量が無くなってしまうかもしれないというのも貧しいものがあります。足りなくなったらストレージ容量ぐらいポータルをポチッとやって増加して欲しいものです。

検索実行

とりあえず検索するとき、RDBに入っていないと検索できないようなアーキテクチャもよく考えると貧しいものです。検索の実行と表示に1/10秒もかからないようなサーチサービスを使って、キー入力により検索条件が変わるたびに検索実行/表示すればよいでしょう。

というパクリエントリーでした。
http://www.pitecan.com/fugo.html