あれとアレは混ぜるな危険

日々精進をしているふり

WindowsAzureストレージの速度を(お手軽に)測る

こんにちは、はるたまです。今日は湿気が少ないので、天然パーマのグリグリが大人しくて非常にすごしやすい日です。

WindowsAzureのBlobストレージでCDNを使ったらどれだけ早くなるかは、前回のPostで報告した通りですが、これの計測って面倒なんですよね。ぶっちゃけ手作業だし。
そんなはるたまさんの苦労を知らないはずのMicrosoft Researchが、こんなステキツールを作ってくれました。

Azure Throughput Analyzer - Microsoft Research


WindowsAzureのストレージ(Blob、Table、Queue)へのアップロード・ダウンロード時間を計測してくれるツールです。BlobのCDNには対応してませんが、TableとQueueに対応しているところがステキです。教えてくれてありがとうございます、田辺さん、砂金さん。

インストールとセットアップ

まずはここからインストーラーをダウンロードしましょう。

Azure Throughput Analyzer - Microsoft Research


zipを解凍してsetup.exeを実行すればインストール完了。難しいことはないと思います
それからツールを起動して、上のほうにある「Update」ボタンをクリックします。
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すると、テストで使用するストレージアカウントの設定画面が開きますので、アカウント名とアクセスキーを設定しておきます。
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これで登録は完了です。テストに使用したいアカウントを選んでおきましょう。

テストの実行

次はテスト条件を設定します。今回はとりあえずBlobでやってみましょう。「TestType」の部分でテストする条件を変更することができます。
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ある程度のパターンはプリセットされていますし、好き勝手にBlobの大きさとか個数とかいろいろ変更できます。でも「課金されているんだぞ!」という現実を忘れないで、程々に条件を設定しておきましょう。
条件を設定したら「Run」ボタンをクリックしてテスト開始です。しばらくすると、左側に結果が表示されます。
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こんな感じで。ステキですね。簡単ですね。でも、課金には気をつけて!